赤ちゃんにとってお母さんの指で触れてもらうのはとても気持ちのいいものです。刺激を与える方法としても、お母さんの体の一部ということで赤ちゃんも安心しますし、お母さん自身も力の入れ方や赤ちゃんへの刺激の強さなどが、じかにわかることでコントロールが容易になります。お母さんの指の刺激による便秘対策は2通りあります。
一つは、指で肛門付近を静かに押してあげることです。このとき気をつけたいのは、必ずお母さんのつめを切って、清潔な指先で行うことです。万が一つめで傷を作ってしまったりすると、ばい菌が入ってしまったり、痛くて赤ちゃんがうんちを出すのを嫌がり便秘を悪化させてしまいます。
もう一つは、赤ちゃんのお腹の腸の辺りに手のひらをのせて、指一本ずつで静かに刺激を与えてください。赤ちゃんはくすぐったくて喜ぶかも知れません。遊びの感覚で楽しく行ってください。
また、赤ちゃんは授乳の後のゲップが上手に出せなくて便秘になってしまうこともあります。抱っこをしたときに手のひらをカップのように丸めて背中をぽんぽんとたたいてあげてください。ゲップが出たり、背中の筋肉が緩んで赤ちゃんがリラックスします。
赤ちゃんはまだ生まれたばかり、うんちを上手に出せないのは当たり前だと考えて、うんちを出すのは気持ちのいいことだと感じるように、お母さんがリードしてあげましょう。言葉や理屈の通じない赤ちゃんですから、気持ちいい、と感じることそのものが、便秘だけではなくいろんなことをいい方向に向かせていくのです。
赤ちゃんの便秘とその症状についてご紹介します。赤ちゃんが便秘かな?ということはお母さんが判断することになりますが、それは簡単な事ではありません。生まれたばかりの赤ちゃんはよくうんちをします。うんちの色やその状態もその時々で違います。新米のお母さんにとっては赤ちゃんはとてもデリケートで壊れそうに見えてしまいます。そのため、ちょっとの違いにも神経質になりがちです。
ましてや、毎日、何回も出ていたうんちが一日に一度も出なかったとしたら、とても心配になってしまいます。便秘とは何日も排便がない、あるいは便の回数が減って固くなってしまい赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、食欲がなくなったりする状態のことをいいます。うんちが腸の中に詰まっていることで気持ちが悪くなったり、お腹が痛かったりするのです。毎日うんちが出ている赤ちゃんにとって1日でも苦しくなってしまうこともあります。
赤ちゃんによっては個人差もあり、3日くらい出てなくても平気な場合もあります。一概に日にちで計れるものではありません。赤ちゃんは自分の体の変調に対して正直なのでお腹が痛くなったり、気持ちが悪くなったりしたときには機嫌が悪くなるでしょう。うんちが出ていなくても、機嫌が良くてミルクをいっぱい飲んでいるときは、赤ちゃんは便秘ではありません。便秘になると赤ちゃんは苦しそうにいきんでいたり、いきみながら泣いたりします。出てくるうんちが固くなっていたら便秘を疑ってみましょう。