それまであまり便秘にならなかった赤ちゃんが離乳食が始まった途端に、ひどい便秘になってしまうことは珍しくありません。原因は、母乳やミルクの量が減ることで水分不足を招いたり、固形のうんちを腸が上手に出せなかったり、急な食生活の変化がストレスになったり、さまざまなことが考えられます。
離乳食が始まれば、食べ物で赤ちゃんの便秘を解消することができるようになります。それまで、外的な刺激にしか頼れなかったのですが、食べ物には排便に効果のあるものがたくさんあります。
一つには、便を柔らかくして腸の中を流れやすくするもので、オレンジやプルーン、トマト、にんじんなどがあります。固いうんちは腸での流れを悪くするばかりではなく、肛門から出て行くときに入り口を切ってしまうこともあります。そうなるとますます赤ちゃんは痛がって便を出したくなくなってしまうことがあります。
二つ目には、整腸作用がある食べ物です。りんごやヨーグルト、納豆、オリゴ糖などがあります。糖分やビフィズス菌は腸の中の善玉菌の働きを助け、腸の動きを活発にします。
三つ目には、うんちすなわち食べ物のカスの量を増すものです。イモ類、コーンフレーク、豆、海苔、きのこ類などが挙げられます。うんちそのものの量が少ないとなかなか排出されないので、消化されない繊維を多く含むものを食べると量が増えて排出されやすくなります。
お母さんにとって、離乳食によって便秘が解消されればそれに越したことはありません。しかし、なかなか離乳食を食べてくれない赤ちゃんだって、決して珍しくはないのです。あせりは禁物です。便秘解消法はたくさんあります。赤ちゃんは生まれたばかり、ゆっくりいきましょう。
赤ちゃんの便秘とその症状についてご紹介します。赤ちゃんが便秘かな?ということはお母さんが判断することになりますが、それは簡単な事ではありません。生まれたばかりの赤ちゃんはよくうんちをします。うんちの色やその状態もその時々で違います。新米のお母さんにとっては赤ちゃんはとてもデリケートで壊れそうに見えてしまいます。そのため、ちょっとの違いにも神経質になりがちです。
ましてや、毎日、何回も出ていたうんちが一日に一度も出なかったとしたら、とても心配になってしまいます。便秘とは何日も排便がない、あるいは便の回数が減って固くなってしまい赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、食欲がなくなったりする状態のことをいいます。うんちが腸の中に詰まっていることで気持ちが悪くなったり、お腹が痛かったりするのです。毎日うんちが出ている赤ちゃんにとって1日でも苦しくなってしまうこともあります。
赤ちゃんによっては個人差もあり、3日くらい出てなくても平気な場合もあります。一概に日にちで計れるものではありません。赤ちゃんは自分の体の変調に対して正直なのでお腹が痛くなったり、気持ちが悪くなったりしたときには機嫌が悪くなるでしょう。うんちが出ていなくても、機嫌が良くてミルクをいっぱい飲んでいるときは、赤ちゃんは便秘ではありません。便秘になると赤ちゃんは苦しそうにいきんでいたり、いきみながら泣いたりします。出てくるうんちが固くなっていたら便秘を疑ってみましょう。