トイレトレーニングが始まる2~3歳ぐらいになると、生活のリズムがだんだん整ってきます。赤ちゃんが便秘がちならば、うんちの時間を決めてトイレに誘ってみてください。これは便秘の解消法というよりは、むしろ便秘の予防法といったほうが適切でしょう。
たとえば朝食の後にトイレに連れて行きます。出ても出なくても「うんちをするよ」とお母さんが声をかけて、一緒にいきむ練習をしてみたりしながらしばらく様子を見ます。その前にお腹のマッサージを取り入れるのもいいでしょう。朝は忙しいお母さんならば、お昼でも夜でもかまいません。赤ちゃんがうんちを出すのは気持ちいい、と思えるようにお母さんは環境を整えてください。
排便も規則正しい生活の中に位置づけます。起きる時間、食事やおやつの時間、お散歩やお風呂、ある程度の時間を決めて生活することは、これから社会に出て行く赤ちゃんにとっても有意義なことです。
まだ、お母さんと2人で過ごす時間の長い赤ちゃんのうちから始めておくと、自我が発達してきた時よりも自然に身についていきます。うんちを出すことも決まった時間に体が反応してくるようになったらしめたものです。また、お母さんにとっても、排便のおおよその時間がつかめることで、いつうんちが出るかわからない心配がだいぶ取り除かれるのではないでしょうか?
気をつけたいのは、お母さんの決めたうんちの時間と赤ちゃんの体のリズムが合わない時です。がんばりやさんのお母さんほど、「時間だから」と必死になってしまいがちです。一番大切なことは、赤ちゃんが「うんちをすることは気持ちがいい」と感じることです。ストレスになるようなら、しばらくの間やめてしまいましょう。いつでもまたはじめられることですから。
赤ちゃんの便秘とその症状についてご紹介します。赤ちゃんが便秘かな?ということはお母さんが判断することになりますが、それは簡単な事ではありません。生まれたばかりの赤ちゃんはよくうんちをします。うんちの色やその状態もその時々で違います。新米のお母さんにとっては赤ちゃんはとてもデリケートで壊れそうに見えてしまいます。そのため、ちょっとの違いにも神経質になりがちです。
ましてや、毎日、何回も出ていたうんちが一日に一度も出なかったとしたら、とても心配になってしまいます。便秘とは何日も排便がない、あるいは便の回数が減って固くなってしまい赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、食欲がなくなったりする状態のことをいいます。うんちが腸の中に詰まっていることで気持ちが悪くなったり、お腹が痛かったりするのです。毎日うんちが出ている赤ちゃんにとって1日でも苦しくなってしまうこともあります。
赤ちゃんによっては個人差もあり、3日くらい出てなくても平気な場合もあります。一概に日にちで計れるものではありません。赤ちゃんは自分の体の変調に対して正直なのでお腹が痛くなったり、気持ちが悪くなったりしたときには機嫌が悪くなるでしょう。うんちが出ていなくても、機嫌が良くてミルクをいっぱい飲んでいるときは、赤ちゃんは便秘ではありません。便秘になると赤ちゃんは苦しそうにいきんでいたり、いきみながら泣いたりします。出てくるうんちが固くなっていたら便秘を疑ってみましょう。