便を柔らかくする食べ物には、オレンジ、プルーン、トマト、にんじんなどがあります。オレンジやプルーンはジュースにすることができますので、離乳食の始まっていない赤ちゃんの便秘解消に役立ちます。最初は必ず白湯で薄めてあげてください。ベビーフード用に粉末のものも売っています。濃さを調節できるのでジュース以外に離乳食のソースとしても使用できるので便利です。
モグモグ期(7~8ヶ月)やカミカミ期(9~11ヶ月)になればゼリーもいいでしょう。果汁はなかなか固まらないのでベビーフードのジュースを使うと良いでしょう。信頼できるメーカーのジュースで、果肉の粒々が入ったものを使うと赤ちゃんはちょっと違った歯ざわりを楽しめます。もちろん、果物ですからそのままでもおいしくいただけます。
にんじんに砂糖を少量加えてやわらかく煮たものなどは、温かくても冷たくてもおいしくいただけます。少しだけバターを加えるとこくが増しますし、油分は便秘対策としても役立ってくれます。トマトは皮をむいて細かく刻んであげるだけでもおいしいし、大人用のポテトサラダに混ぜて塩味を薄めたり、マカロニを刻んだものにソースとして絡めてもいいでしょう。
固形の食べ物をなかなか受け入れてくれない赤ちゃんには、月齢にあった離乳食とデザートとしてとろみをつけたジュースを冷やして添えてあげると、食事のバラエティーも広がりますし、便秘対策としても効果があります。
便秘に効果のある食べ物には個人差があります。同じ食物でもうんちが出る赤ちゃんとそうでない赤ちゃんがいます。プルーンジュースは効果がありすぎて、下痢になっておなかが痛くなってしまう赤ちゃんもいます。また、オレンジの粒や刻んだトマトなどがそのままうんちに混じっていて、お母さんを驚かすこともあります。そんなことも、終わってみれば育児の中での楽しい思い出です。
赤ちゃんの便秘とその症状についてご紹介します。赤ちゃんが便秘かな?ということはお母さんが判断することになりますが、それは簡単な事ではありません。生まれたばかりの赤ちゃんはよくうんちをします。うんちの色やその状態もその時々で違います。新米のお母さんにとっては赤ちゃんはとてもデリケートで壊れそうに見えてしまいます。そのため、ちょっとの違いにも神経質になりがちです。
ましてや、毎日、何回も出ていたうんちが一日に一度も出なかったとしたら、とても心配になってしまいます。便秘とは何日も排便がない、あるいは便の回数が減って固くなってしまい赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、食欲がなくなったりする状態のことをいいます。うんちが腸の中に詰まっていることで気持ちが悪くなったり、お腹が痛かったりするのです。毎日うんちが出ている赤ちゃんにとって1日でも苦しくなってしまうこともあります。
赤ちゃんによっては個人差もあり、3日くらい出てなくても平気な場合もあります。一概に日にちで計れるものではありません。赤ちゃんは自分の体の変調に対して正直なのでお腹が痛くなったり、気持ちが悪くなったりしたときには機嫌が悪くなるでしょう。うんちが出ていなくても、機嫌が良くてミルクをいっぱい飲んでいるときは、赤ちゃんは便秘ではありません。便秘になると赤ちゃんは苦しそうにいきんでいたり、いきみながら泣いたりします。出てくるうんちが固くなっていたら便秘を疑ってみましょう。