便の量を増やす食べ物としてはイモ類、バナナ、コーンフレーク、豆類、海藻類、きのこ等があります。使いやすいものとしてはなんといってもイモ類でしょう。サツマイモにしてもジャガイモにしても、嫌いで食べないという赤ちゃんにはなかなかお目にかかりません。
ゴックン期(5~6ヶ月)から裏ごししてミルクやだしでのばせば食べられます。モグモグ期(7~8ヶ月)カミカミ期(9~11ヶ月)になれば蒸かしても煮ても、そして味も和風も洋風もおいしいので、離乳食にはもってこいの食材です。ゆでてつぶした芋に片栗粉を混ぜて丸めたものを、ゆでても焼いても、まるでお餅のようにおいしくいただけます。
そして果物ではバナナ。こんなに甘くておいしいものがあるんだ、と、きっと赤ちゃんは初めてバナナを食べたときに思うのではないでしょうか。そのままはもちろん、ヨーグルトに混ぜれば便秘解消には大変効果があります。サンドイッチ用の食パンに挟んで小さく切ってあげれば、食べやすくてバランスの良い主食になります。
コーンフレークはそのままでは赤ちゃんには無理ですから、ミルクでふやかしてあげればいいでしょう。小さなおにぎりにきな粉をまぶしたものも、赤ちゃんが自分の手でつかんで食べられるころには重宝します。
海藻類、きのこ類も食物繊維が多くてよい食材ではあるのですが、赤ちゃんにはなかなか手ごわい相手です。舌触りがはっきりしているせいかもしれません。細かく刻んでとろみをつけたり、ご飯に混ぜたりするのが良いでしょう。けれども、そっくりそのままうんちのなかに混ざって出てくることもあります。消化するのも難しいのかも知れませんが、離乳食はその後の食生活に影響します。偏らないように何でもトライしてください。
赤ちゃんの便秘とその症状についてご紹介します。赤ちゃんが便秘かな?ということはお母さんが判断することになりますが、それは簡単な事ではありません。生まれたばかりの赤ちゃんはよくうんちをします。うんちの色やその状態もその時々で違います。新米のお母さんにとっては赤ちゃんはとてもデリケートで壊れそうに見えてしまいます。そのため、ちょっとの違いにも神経質になりがちです。
ましてや、毎日、何回も出ていたうんちが一日に一度も出なかったとしたら、とても心配になってしまいます。便秘とは何日も排便がない、あるいは便の回数が減って固くなってしまい赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、食欲がなくなったりする状態のことをいいます。うんちが腸の中に詰まっていることで気持ちが悪くなったり、お腹が痛かったりするのです。毎日うんちが出ている赤ちゃんにとって1日でも苦しくなってしまうこともあります。
赤ちゃんによっては個人差もあり、3日くらい出てなくても平気な場合もあります。一概に日にちで計れるものではありません。赤ちゃんは自分の体の変調に対して正直なのでお腹が痛くなったり、気持ちが悪くなったりしたときには機嫌が悪くなるでしょう。うんちが出ていなくても、機嫌が良くてミルクをいっぱい飲んでいるときは、赤ちゃんは便秘ではありません。便秘になると赤ちゃんは苦しそうにいきんでいたり、いきみながら泣いたりします。出てくるうんちが固くなっていたら便秘を疑ってみましょう。