うんちの固さは便秘に大いに関係があります。赤ちゃんの体では、食べ物を摂取して消化し、水分、栄養分を吸収してカスをうんちとして外へ排出するという、一連のつながりがスムースに運ばないことがよくあります。腸の中のうんちを押し出す力も弱いので、うんちは柔らかくないとうまく流れていきません。
ところが、うんちは腸の中に留まる時間が長いほどに、どんどん水分を吸収されて固くなってしまいます。固くなった便が腸の中にあると、後から流れてきた柔らかい便もそこでせき止められて、また水分を取られてしまう悪循環が生じます。うんちが固くなることこそが、便秘の主たる原因なのです。
固くなってしまうと肛門が切れてしまいます。するといきんだだけでも痛みが走りますし、排便の際にしみて赤ちゃんは痛がります。赤ちゃんがうんちを出すことを嫌がるようになると、気持ちの上での緊張が余計に便秘を悪化させてしまいます。うんちが小さくなって固くなってきたら、早めに便秘解消の措置を取りましょう。
水分を多く取ること、薄い砂糖水、オレンジやプルーンジュースを飲ませてあげるとうんちが柔らかくなります。離乳食が始まっていたら、整腸作用がある食べ物や食物繊維を多く含むものも、どんどん取り入れていきましょう。できるだけ薄着にして赤ちゃんの運動を妨げないことも、腸への刺激につながります。
浣腸で即効的に便秘を解消することもできますが、赤ちゃんには刺激が強く短時間ではありますが、強い痛みも伴います。できるだけ穏やかに排便を促してあげたいものです。おかさんは、うんちの固さにはいつも注意してください。
赤ちゃんの便秘とその症状についてご紹介します。赤ちゃんが便秘かな?ということはお母さんが判断することになりますが、それは簡単な事ではありません。生まれたばかりの赤ちゃんはよくうんちをします。うんちの色やその状態もその時々で違います。新米のお母さんにとっては赤ちゃんはとてもデリケートで壊れそうに見えてしまいます。そのため、ちょっとの違いにも神経質になりがちです。
ましてや、毎日、何回も出ていたうんちが一日に一度も出なかったとしたら、とても心配になってしまいます。便秘とは何日も排便がない、あるいは便の回数が減って固くなってしまい赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、食欲がなくなったりする状態のことをいいます。うんちが腸の中に詰まっていることで気持ちが悪くなったり、お腹が痛かったりするのです。毎日うんちが出ている赤ちゃんにとって1日でも苦しくなってしまうこともあります。
赤ちゃんによっては個人差もあり、3日くらい出てなくても平気な場合もあります。一概に日にちで計れるものではありません。赤ちゃんは自分の体の変調に対して正直なのでお腹が痛くなったり、気持ちが悪くなったりしたときには機嫌が悪くなるでしょう。うんちが出ていなくても、機嫌が良くてミルクをいっぱい飲んでいるときは、赤ちゃんは便秘ではありません。便秘になると赤ちゃんは苦しそうにいきんでいたり、いきみながら泣いたりします。出てくるうんちが固くなっていたら便秘を疑ってみましょう。