赤ちゃんの便秘解消レシピ

赤ちゃんの便秘も大人の便秘と基本的には同じと考えて下さい。まずは規則正しい生活と偏らない食生活でしょう。赤ちゃんも起きる時間や遊びの時間、そして排便の時間などの生活のリズムを整えて毎日を送ることが望ましいといえます。 そして、さまざまな食材を離乳食で食べることで、将来の好き嫌いも防ぐことになります。それでも便秘になりがちであれば、うんちを出しやすくする効果のある食べ物を多く摂取するようにしてください。

 

便秘の解消に効果のある食べ物は大きく3つに分けられます。便を柔らかくするもの(オレンジ、プルーン、トマトなど)、腸の調子を整えるもの(ヨーグルト、りんご、オリゴ糖など)、便の量を増やすもの(イモ類、バナナ、海藻類など)、があります。これらを積極的に取り入れていくことで、便秘の予防にもなります。

 

離乳食は進むにしたがって、調理が楽になります。離乳食の始まりは赤ちゃんもお母さんも慣れていないし、滑らかであることがとても大切なので手間もかかります。ベビーフードもいいのですが、このころは特に手作りしたい気持ちがお母さんに強いものです。

 

そんなお母さんに提案です。離乳食作りに茶漉しを使いませんか?赤ちゃんはほんのちょっとしか食べないので、茶漉しを湯飲みの上におけば、ジュースも裏ごしもだしを作るのも簡単です。冷凍の作り置きも二回分くらいならついでに作るのも手間ではないでしょう。

 

偏らない食事作り、とても大切なことです。けれどもっと大切なのは、お母さんと赤ちゃんの心が穏やかでいられることです。便秘には精神状態が大きくかかわってきます。離乳食作りも気楽に楽しくいきましょう。

便を柔らかくする食べ物には、オレンジ、プルーン、トマト、にんじんなどがあります。オレンジやプルーンはジュースにすることができますので、離乳食の始まっていない赤ちゃんの便秘解消に役立ちます。最初は必ず白湯で薄めてあげてください。ベビーフード用に粉末のものも売っています。濃さを調節できるのでジュース以外に離乳食のソースとしても使用できるので便利です。

 

モグモグ期(7〜8ヶ月)やカミカミ期(9〜11ヶ月)になればゼリーもいいでしょう。果汁はなかなか固まらないのでベビーフードのジュースを使うと良いでしょう。信頼できるメーカーのジュースで、果肉の粒々が入ったものを使うと赤ちゃんはちょっと違った歯ざわりを楽しめます。もちろん、果物ですからそのままでもおいしくいただけます。

 

にんじんに砂糖を少量加えてやわらかく煮たものなどは、温かくても冷たくてもおいしくいただけます。少しだけバターを加えるとこくが増しますし、油分は便秘対策としても役立ってくれます。トマトは皮をむいて細かく刻んであげるだけでもおいしいし、大人用のポテトサラダに混ぜて塩味を薄めたり、マカロニを刻んだものにソースとして絡めてもいいでしょう。

 

固形の食べ物をなかなか受け入れてくれない赤ちゃんには、月齢にあった離乳食とデザートとしてとろみをつけたジュースを冷やして添えてあげると、食事のバラエティーも広がりますし、便秘対策としても効果があります。

 

便秘に効果のある食べ物には個人差があります。同じ食物でもうんちが出る赤ちゃんとそうでない赤ちゃんがいます。プルーンジュースは効果がありすぎて、下痢になっておなかが痛くなってしまう赤ちゃんもいます。また、オレンジの粒や刻んだトマトなどがそのままうんちに混じっていて、お母さんを驚かすこともあります。そんなことも、終わってみれば育児の中での楽しい思い出です。

腸の調子を整える食べ物には、オリゴ糖、りんご、ヨーグルト、納豆などがあります。まずりんごはお母さんにとっても赤ちゃんにとっても、利用しやすい食材でしょう。離乳食が始まっていないころからすりおろして絞ればジュースとして飲めます。離乳食が進んでいくにしたがって、すりおろしそのものや、加熱して柔らかくしたもの、細くスライスして赤ちゃんが噛み心地を楽しむもの、甘くてすっぱいりんごはどんな風にしてもおいしいのです。

 

手作りのジャムも電子レンジで簡単に作れますから、パンに乗せてあげたりヨーグルトに混ぜてあげたりすることもできて、バラエティーは無限です。医者を遠ざける、といわれるほどの栄養価の高いりんごですから、便秘をしている、していないにかかわらず、常に手元に置いておきたい食材です。

 

ヨーグルトも早くから赤ちゃんに与えることができます。果物にあえたり、そのままでも赤ちゃんはとても喜ぶでしょう。ただ、糖分はあまり加えないでください。赤ちゃんは味覚が敏感なので何にしても薄味を心がけてください。とはいえ、やはり整腸効果のあるオリゴ糖やりんごジャムとの組み合わせは、赤ちゃんが便秘の時には力強い味方です。

 

納豆も本来とても柔らかいものなので、離乳食に利用しやすいものです。細かく刻んで同じくゆでて刻んだ野菜と一緒にあえたり、おかゆに混ぜたりすれば、あのぬるぬるとした粘り気で食が進みます。非常に消化がいい食べ物なので、赤ちゃんが噛んでいないようでもあまり心配ないでしょう。

 

これらの食物は、腸の中の悪玉菌を攻撃して善玉菌を増やし環境を整えます。どれも赤ちゃんのみならず大人にも良い食べ物ですから、家族みんなの食生活に取り入れましょう。

便の量を増やす食べ物としてはイモ類、バナナ、コーンフレーク、豆類、海藻類、きのこ等があります。使いやすいものとしてはなんといってもイモ類でしょう。サツマイモにしてもジャガイモにしても、嫌いで食べないという赤ちゃんにはなかなかお目にかかりません。

 

ゴックン期(5〜6ヶ月)から裏ごししてミルクやだしでのばせば食べられます。モグモグ期(7〜8ヶ月)カミカミ期(9〜11ヶ月)になれば蒸かしても煮ても、そして味も和風も洋風もおいしいので、離乳食にはもってこいの食材です。ゆでてつぶした芋に片栗粉を混ぜて丸めたものを、ゆでても焼いても、まるでお餅のようにおいしくいただけます。

 

そして果物ではバナナ。こんなに甘くておいしいものがあるんだ、と、きっと赤ちゃんは初めてバナナを食べたときに思うのではないでしょうか。そのままはもちろん、ヨーグルトに混ぜれば便秘解消には大変効果があります。サンドイッチ用の食パンに挟んで小さく切ってあげれば、食べやすくてバランスの良い主食になります。

 

コーンフレークはそのままでは赤ちゃんには無理ですから、ミルクでふやかしてあげればいいでしょう。小さなおにぎりにきな粉をまぶしたものも、赤ちゃんが自分の手でつかんで食べられるころには重宝します。

 

海藻類、きのこ類も食物繊維が多くてよい食材ではあるのですが、赤ちゃんにはなかなか手ごわい相手です。舌触りがはっきりしているせいかもしれません。細かく刻んでとろみをつけたり、ご飯に混ぜたりするのが良いでしょう。けれども、そっくりそのままうんちのなかに混ざって出てくることもあります。消化するのも難しいのかも知れませんが、離乳食はその後の食生活に影響します。偏らないように何でもトライしてください。